Cuの労働者供給事業

SS組合員の声

  • システムエンジニア 50代 男性
     私は、コンピュータ・ユニオン(以下、CUとする)に加入する前は、フリーのSEとして就労していました。個人で活動していると、次の契約先を見つける時や単価交渉等では、いろいろ弊害もありました。そんな状況の折、13年前にCUを見つけました。CUに加入するまでは、労働組合に縁の無い環境で仕事をしていたので、労働組合にはとても興味がありました。当然、「労働者供給」(以下、労供という)も知りませんでした。

     私はCUに加入してから、しばらくの間CUの特徴でもある「供給・派遣」で就労していました。「供給・派遣」では、企業のように社会労働保険の適用も受けられますし、雇用保険の給付も受けられます。リーマンショックの時のような、景気が悪く仕事が切れた場合でも、雇用保険で生活は安定していました。
     私は5年くらい前から、「労供」で就労しています。「労供」では、社会労働保険や雇用保険等の企業が行う事務手続きは、すべて契約先企業が行ってくれます。契約先企業は、CUと労供契約を結ぶと、自社の社員であるかのようにCUの組合員を扱ってくれます。あたかも、その企業に入社した社員のようにです。

     私は、派遣会社で就労したことはありませんが、派遣会社で就労した場合、契約金額からどのくらいマージンを取られているか分かりません。ですが、「労供」では、マージンは一切取られていません。契約金額から、税金、諸経費を差し引いた金額が、自分の収入になります。
     私は、CUの労働組合を知り、「労働者供給事業」を実感できて、本当に良かったと思います。これからも、「労供」で就労していきたいと思います。
  • システムエンジニア 50代 男性
     私は、今から二十数年前、新卒で中小のソフト会社に就職しました。そこで数年間、システム開発の経験をした後、コンピュータ・ユニオン(以降、CU)に加入しました。CUに加入した当初、労働組合に対して否定的な風潮があったと思いますが、派遣で働いた分だけお金が貰えるという魅力が決断の理由になりました。若かった事もあり天狗になっていた自分は、働かない社員の分まで働くのはまっぴらごめんでした。
     現在はCUを通じて請負の仕事をしています。仕事に切れ目があるので、当然収入は不安定になります。だからと言って「ああ、やっぱりあの時に就職しておけばよかった。」とは思っていません。日々の生活を自分でコントロールできているという実感があるからです。

     私が見てきたIT業界は、生業が会社に依存するという縛りゆえ、仕事を選べない、『あの火の中に飛び込んで来い』と言われても断れない、『カラスは白い』と言われればそれに賛同するしかない、ライフバランスが崩れて入院する人や、鬱になって退職する人、疲弊して怒りっぽくなって問題を起こしてしまう人、それでも、月々の安定した収入の為に文字通り“身を粉にして”働く選択をする(または、せざる得ない)人がたくさんいる、そんな業界(職場)でした。まあ、そんな職場でもバリバリ働いて自力で道を切り開いていける人、あるいは大手企業の手厚い福利厚生に守られている人ならCUは必要ないでしょう。

     CUは、職場で釈然としない思いを抱えていても自分で解決できないでいる人の手助けになる組織だと思っています。私が加入した当初、職場環境や契約上の待遇など、そういう事に対して異議を発することは、勇気がいる事で中々できませんでした。また、20代、30代の頃は目の前の仕事に忙殺されて、いろいろ面倒な事は避けていたように思います。でも、そんな時にCUは相談に乗ってくれたので、今まで何とかやってこれたのだと思います。
     最近は、労働者派遣法や社会保険、労働保険に関する事は良く知っておくべき大切な事だと感じるようになりました。この点に関してもフォローしてくれます(労働組合なので当たり前かもしれませんが)。

     今の時代は、昔は信じていた社会保障制度は信じられなくなっていて、正社員として働くという選択をする人が多いと思います。でも、会社に依存したくない人、自分が思い描くキャリアパスに会社が応えてくれない人が派遣という形態で仕事を選ぶ場合、マッチングサイトや雑誌の求人情報を見る前に、CUを選択肢に入れてもいいのではないでしょうか。
     
  • その他 50代 女性
    私は労組系の派遣会社で働いてきましたが、その会社が解散となり、現在の労供事業に引き取られた形で加入しました。仕事はDTP関連で、現在の供給職種としては少数派です。労働供給とは、組合費などの支払いはあれども、基本的に賃金が労働者本人に戻されるという仕組みですが、中間搾取が当たり前の派遣慣れした身にはにわかに信じられず、収入が増えたことに驚きました。組合活動がある、ということで当初は「企業とのハードな闘争か」と想像していましたが、活動の実態は「組合の運営関連」でした。このサイトも組合員が自ら作り、更新しています。エンジニアの皆さんの間で飛び交う用語はほとんど不明ながら、こんな方々と知り合える機会は一生ないだろうと思い、勉強させていただいております。
  • システムエンジニア 30代 男性
     IT業界の多くの仕事は、受託開発です。そのため、請けた仕事を切り出して2次請け、3次請け、4次請けと仕事を下ろしていくピラミッド型の多重下請け構造となっています。下の層に行けばいくほど、中間搾取により現場で働いているエンジニアの給与レンジが低くなってしまい、労働基準法の遵守などありえない環境にあって、しばしば突然のクビにより失職してしまうリスクも高くなります。
     私がこのコンピュータ・ユニオンに加入してから、約8年が経ちましたが、この間、リーマンショックのような不景気もありましたが、仕事が切れずに続けてこられたのも、3次請け、4次請けにように使い捨てのような扱いを受けずにこられたのも、ユニオンのおかげだと考えております。
     IT業界で使い捨てや突然のクビのリスクに晒されている皆さん、是非一緒にユニオンで仕事をしてみませんか。
  • システムエンジニア 40代 男性
    私が組合に入ったのはもう7年も前の話です。
    それまで中小IT企業の正社員でしたが、炎上プロジェクトへの参加やその他の問題もあり会社を辞めました。
    いえ、正直に言えば別の職種への転職を考えていました。
    同じ職場で仕事をしていた協力会社の人とそんな話をしていると、
    「別の職種に就くのもいいけど、一つの会社だけを見て業界全体を判断するのはもったいないよ」
    と誘われて入ったのがこのコンピュータユニオンでした。
    もとより別の職種に移るつもりだったので半分腰掛けのようなつもりでした。

    確かに立場は正社員ではありません。一見すると不安定な立場のようにも見えるかもしれません。
    しかし仕事はたくさん紹介されますし、収入も正社員の時よりも増えました。
    正社員の時にはやりたくない仕事でも上の指示に従わざるを得ませんでしたが、
    今は断ることもできるし、仕事を選ぶこともできます。
    仕事をする目的は会社の利益ではなく、私個人の利益に変わりました。
    いえ、元々個人の利益が目的だったはずなのに、どこで会社の利益が仕事をする目的に変わっていたのでしょうか。
    それから7年経ちました。私はまだ腰掛けに座り続けています。
  • システムエンジニア 40代 女性
    私がコンピュータ・ユニオンを知ったきっかけは、一緒に仕事をした仕事仲間からの紹介でした。
    それからすぐには会社を辞めることができず、何年かしてからの加入でした。
    今までは、会社の中で、または、社外の仕事場でも同じ会社の先輩後輩と数名で仕事をしていたのですが、コンピュータ・ユニオンに加入してからは、一人で仕事に行くことになりました。
    不安を抱えながらのスタートでしたが、なんとか10年乗り越えて参りました。
    そうしてここまで乗り越えてこれたのは、心配事があれば相談もでき、親睦を深める機会もあるコンピュータ・ユニオンの人との繋がりがあったからだと思います。