鹿児島といえば、やはり豊かな自然。その自然には日本一がたくさんあります。
日本一長生きの屋久島にある樹齢7,200年の縄文杉。屋久島では、樹齢1,000年以上の杉を屋久杉と呼びます。
姶良市の蒲生八幡神社の境内にある根の周りが33mの大クス。日本一大きな木で国の特別天然記念物に指定されています。
種子島の中種子町にある坂井神社には、高さ8m、左右の長さ12mの日本一大きなソテツがあります。
また、鹿児島県には竹林がたくさんあり、面積は約16,000haで日本一です。
植物だけではなく、動物の日本一も。ツルの渡来数、そしてウミガメの上陸数が日本一です。ウミガメと言えば浦島太郎。薩摩半島の最南端の長崎鼻という岬は浦島太郎が竜宮へ旅立った岬とも言い伝えられている、竜宮伝説があります。
自然の観光スポットもたくさん。
【南薩摩】先に書いた長崎鼻、池田湖(九州最大のカルデラ湖で体長2m・胴回り50cmの大うなぎが棲息しています)、開聞岳(日本百名山の一つで薩摩富士とも呼ばれる美しい山です)。
【中薩摩】桜島(かつては島でしたが、1914年の大噴火で鹿児島市の対岸の大隅半島と陸続きとなりました)、城山(市街地の中心部に位置する標高107mの小高い山で、クスの大木やシダ・サンゴ樹など600種以上の温帯・亜熱帯性植物が自生する自然の宝庫です)、冠岳(かんむりだけ、信仰の山として畏敬の念をもたれる霊山で南九州古代山岳仏教発祥縁の地です)。
【北薩摩】甑島(こしきしま)の長目の浜(島の北西部の山裾が太古から風波に崩れ潮風で造った幅50m、長さ約4kmにわたって続く砂州です)、阿久根大島(周囲4kmの小さな無人島で、日本の海水浴場100選・日本の名松100選に選ばれた自然があります)、曽木の滝公園(滝幅210m、高さ12mの壮大なスケールを誇り、「東洋のナイアガラ」とも呼ばれています)。
鹿児島は、自然だけではなく、黒豚、黒毛和牛にキビナゴなど美味しい食べ物もたくさん。もちろん、焼酎も。
一度、鹿児島県観光サイト( https://www.kagoshima-kankou.com/ )を覗いてみて下さい。
■ コンピュータ・ユニオン ソフトウェアセクション機関紙 ACCSESS 2017年9月 No.359 より