前期1年間ありがとうございました。
9月に支部の定期大会を開催します。大会では、各部の総括と来年の方針の説明、決算・予算の採決と役員選挙が行われます。今回もコロナ禍の影響でZoomでの開催となりますが、みなさん参加していただきますようお願いいたします。
選挙つながりの話題として、今年の7月10日に参議院議員選挙が行われました。みなさん、投票されたでしょうか。今回の選挙も、投票率が6割に届かない、既存与党が多くの議席を獲得したなど、私の個人的感想としてはとても残念な結果となってしまいました。
私は今回、某野党候補のボランティアに参加しました。公示日前から投票前日まで、チラシ配り/ポスター貼り/公証シール貼りなど、選挙のシステムの勉強ができてとても有意義な経験をしました。
投票日の夜も、地元の開票所にて、開票立会人として開票に参加しました。作業はとても慎重に行われていました。流れは、以下のようなものです。
- 投票箱が厳重に施錠されていたか確認(立会人)
- 投票箱から全て投票用紙が出されたか確認(立会人)
- 機械による仕分け
- 機械が読めなかったものを人力で仕分け
- それでもだめなものを無効票とするか、有効票とするか確認(立会人が意見を言える)
- 全ての仕分け結果の確認
- 確定票の枚数集計(一定数の束にまとめる)
- 全候補の束を、立会人全員が確認して捺印
- 確定枚数を県の選管へ報告するための入力
ここまでで選挙区2時間程度、その後比例区が4~5時間かかったとのこと。(こちらは別の立会人)
実際に作業をされていたのは市の職員さんで、ピークで大体100人くらいはいたと思います。ちなみに、立会人は市の選管から1万円の日当が支給されました。
民主主義を守るため、多くの人が大変な手間をかけて選挙制度を維持しています。これからも与えられた一票を大切にしてゆきたい、そう思った経験でした。
■ コンピュータ・ユニオン ソフトウェアセクション機関紙 ACCSESS 2022年9月 No.419 より