2月25日、電算労・電算労組 合同定期大会が行われました。
コロナウィルス感染防止のため今年も Web で行われました。タイミング的には感染者数が少ないタイミングでしたが、 事前に感染者数が増えるか減るかはわからないので、致し方ないかなと感じます。遠方からの移動も必要ないという点で関西からの参加もしやすいですし、交通費もかからないので助かる側面も大きいですけれども。
この数年、世間一般としてはコロナの影響で賃上げは渋い回答が多かったですが、今年は目に見える物価の上昇が あり、電気代が上がりガス代が上がり、5 個入りのパンが 4 個になってしまうなど、このまま黙ってはいられないという声 が高まっており、5%の賃上げという言葉がちらほらと聞こえるようになっています。電算労でも、今年の春闘では賃上げ を前面に押し出し大幅賃上げを目指しています。
ソフトウェアセクションの労働者供給事業で働く皆さんの賃上げ交渉もこの時期に行っています。2万円の賃上げが 2件、1.5万円 の賃上げが 2件、1万円の賃上げが 4件、5000 円の賃上げが 2 件ということでした。ここ数年と比較すると手応えが感 じられる成果でした。しかし残念ながら見送られるケースも多く、特に同じ現場での就労期間が 1 年未満の人では賃上げ のあった事例は 1 件だけでした。来年もまた賃上げの追い風が吹いてくれればと思います。
予算の話の中でも、専従の人件費の話が出ました。 現在、専従の人件費はソフトウェアセクションと企業組合が負担しており、労働者供給事業の予算の範囲で分 担していますが、電算労の役割も持っているので、電算労でも負担するべきではないかという提案がありました。ですが その検討は一旦見送り、ソフトウェアセクションと企業組合の決算をして予算を検討する 7~8 月頃に検討し、総合的に どうするかを改めて考えることにしました。それと同時に事務所で事務作業をしている事務員の時給も改めて見直しする検討をしたいと思います。
進行は少し遅れ気味になりましたがなんとか収まり、その後は交流会を行いました。
■ コンピュータ・ユニオン ソフトウェアセクション機関紙 ACCSESS 2023年4月 No.426