労供労組協の正式名称は労働者供給事業関連労働組合協議会といい、労働者供給事業を営んでいる労働組合で作る協議会。電算労はじめ港湾、運転、建設、介護、音楽、映画、観光など多種多様な職種の労組が加盟しています。2021年7月よりコロナ禍の影響もあり活動を休止していましたが、2024年3月8日の総会をもって再開しました。今後は年4回ほどの四役会議、年1回の総会と学習会と必要に応じて厚労省申し入れなどもしていきます。
労供の崇高な目標みんな知って!
協議会の目的は「労働者の雇用・需給関係の正常化をめざし、労働者供給事業組合の強化・拡大、未組織派遣労働者の組織化、その他労供・派遣労働者の政治的、社会的、経済的、文化的地位の向上をはかることを目的とする」(運営規定)です。
課題はあるけどやりがいも!
最近、政府は「雇用の流動化」がさも素晴らしいことのように喧伝しているけれど、公務員代替の期間任用専門職の雇止めが問題になるなど不安定雇用は問題山積み。以前、学校給食の非正規調理員が労供を始めたいと交渉したことがありましたが区は認めませんでした。せめて公契約条例のある自治体には労供で直接雇用させるぐらいの力を持ちたい。そのためにも、未加盟の組合にもっと協議会に参加してもらって労供労組協を大きくしていきたいと考えています。
個人的には他組合との交流が楽しいです。特に現業の日雇い労働者や芸術や観光における専門職の方々は、一定期間同じ職場で働く我々とは日常も見える景色も違うようで、学ぶことが多々あります。
次世代の役員大募集!
さて、そんな労供労組協では電算労から事務局長と、そして、私が副議長を担っています。たいへん意義があり楽しみも多い労供労組協の役割をどなたか担ってみませんか?もれなく一泊二日の硬派な学習会もついてきます。手を挙げてくださる方を絶賛募集中です!
■ コンピュータ・ユニオン ソフトウェアセクション機関紙 ACCSESS 2024年10月 No.444 より