紫陽花がきれいに咲く季節になり、飛鳥の小径に行ってきました。
JR京浜東北線王子駅の線路に平行する形で飛鳥山公園との間にある幅数メートルの通路に 350 メートルに渡り1300 株の紫陽花が自生する形で咲き誇っています。
王子駅を出ると飛鳥山公園へ登って行く「アスカルゴ」と名付けられたカタツムリ型のモノレールがあります。その乗り場から左横に薄汚い通路があり、これが飛鳥の小径の入り口です。
実は飛鳥山公園には桜の季節になると何年も前から通っていましたが、飛鳥の小径のことは知りませんでした。
去年、ラジオでニッポン放送の「三宅裕司のサンデーヒットパラダイス」を聞いていたとき、「田上ひろしの街角ハンター」のコーナーで現場実況をしていて、そこで初めて知りました。今年もこのことを思い出して出かけました。
ですからこの場所は都内でもかなり穴場的存在と思われます。
と言っても、ネットでも大きく紹介されていて、多くのひとで賑わっていました。
「みち」に入って行くとだだの線路際の通路なのですがしばらくするとたくさんの紫陽花がきれいに咲いていてその様子は結構見事です。
紫陽花を背景に彼氏が彼女のポートレイトを撮ったり、若者が仲間同士で撮ったり、プロと思われる一団がモデルさんを撮ったりしているので少々混雑する時もありますが、皆さん結構行儀良くしています。
径の終わりは飛鳥山公園表通りへの登り坂道となりますがこの先は何もないので。多くの人は王子駅方面へ逆戻りする様です。
飛鳥山公園は桜で有名ですが、周辺には名主の滝公園・王子神社・王子稲荷神社・七社神社等、散策に丁度良い場所が多数あります。
またお隣に紙幣や切手などを製造する国立印刷局王子工場があることが由来の「お札と切手の博物館」や、2021 年にNHK大河ドラマの「青天を衝け」で大ブームとなった「渋沢栄一記念館」は興味深い施設ですが、ナンと入館料が無料です。
■ コンピュータ・ユニオン ソフトウェアセクション機関紙 ACCSESS 2022年7月 No.417 より